アニソン好きなオタクのブログ。

斉藤壮馬 Live Tour 2021 “We are in bloom!”東京公演1日目 セトリとレポート

5月22日に東京ガーデンシアターで開催された、斉藤壮馬 Live Tour 2021 “We are in bloom!”東京公演1日目の感想です。

初めての東京ガーデーンシアター、斉藤壮馬ソロライブです!
会場に入ると、会話を控える観客席は静まり返っていましたが、様々なアーティストの楽曲が流れています。

Shazamで調べつつ聞いていたのですが、公演後公式からプレイリスト出ていたのでぜひご覧ください!

斉藤壮馬ワールドの元になっているのはこんな曲たちなのだろうか…と思わせるエモ曲ばかりでした。心地よい音楽に耳を傾けていると、あっという間にライブが始まります!

フィッシュストーリー
シュレディンガー・ガール
デート

明るくポップなデビュー曲、「フィッシュストーリー」からスタートし、一気に3曲歌い上げました。

個人的にアーティスト斉藤壮馬はなんとデビュー時のリリイベぶり、、2ヶ月前にアニメのイベントで拝見してましたが、登場時は流石にドキドキしました!
当日まで本当に開催されるか不安なご時世もあり、やっと始まったんだ!というワクワク感が明るい曲調に乗って盛り上がります。

2曲目は今回のツアータイトルになっているアルバム「in bloom」から「シュレディンガー・ガール」

軽快なバンドサウンドでペンライトを振りながら思わず体も揺れてしまい、2曲目にして斉藤壮馬ワールドにどっぷり浸っていました。
彼の曲ははっきりとしたジャンルがわからないまま聴いていますが、斉藤壮馬っぽさ、いわゆる「そまみ」溢れる世界観がたまりません。

3曲目の「デート」ではステージの端から端まで歩きながらの歌唱。曲中でふらふらと歩いている情景のように自由に歌う姿が印象的でした。
「てへぺろ」「神さま」のセリフのところは心の中で悶えました。最高です。


光は水のよう
ペトリコール
Vampire Weekend
林檎

MCを挟んでの「光は水のよう」は日替わり曲。「夜明けはまだ」と各公演交互に歌っていたそうです。

「ペトリコール」が静寂の中雨の音から始まるなど、どの曲も拍手が終わるのを待って、イントロの音からしっかり聴かせてくれました。
どの曲も1曲1曲の世界観にしっかり浸されて聞き惚れた4曲でした。

サイリウムの色は基本的にアルバムカラーのライトグリーンが多いものの、雨や水を感じさせる楽曲では青、ちょっと怪しげな雰囲気のある「Vampire Weekend」や「林檎」では赤が増えたりと自由な感じ。
このあたりルールに縛られずフリーダムな感じも心地よかったなぁと思います。


memento
エピローグ
パレット
いさな

続く4曲ではバンドメンバーの前にあったLEDパネルが上がってメンバーが見えるようになります。
このままフェスに出れそうなバンド感!
自身もギターを持ちながら歌い、一転してバンドのライブのように。

シャウトする場面もあり盛り上がりも最高潮ですが、クライマックスに向かう一抹の寂しさが切なさを感じさせる歌と相まって、いつまでも聴いていたいなぁ、ずっと続けばいいのに、と思わずにはいられない時間でした。

ラストはツアータイトルが入った「いさな」。
「あいしてるってことだよ」というストレートな歌詞が心に響きます。

楽曲について”独特な世界観”とよく言われる中で、最近はシンプルな言葉遣いも意識しているそうです。
個人的にも哲学的な歌詞や遊びの入った表現が多い印象だったため、何回も聴いてからライブに来たはずなのに、実際に目の前で披露されて初めてその歌詞を浴びたような衝撃でした。

自粛期間中に作曲したり、ツアーを回っている中で新しく伝えたいものができたりした、と語っていましたが、アーティスト活動を続ける中で感じたものを素直に曲にしているのかなぁ〜と思うと「あいしてる」って言葉にしてくれたの嬉しくないですか……?


Summerholic!
carpool
最後の花火

アンコールはタンバリンを持って登場。
「Summerholic!」は明るく楽しく手拍子入りで、声は出せませんが「せーの、乾杯!!」という掛け声に合わせて心の中で乾杯しました。

「carpool」は再びギターを持って演奏しながらの歌唱。
初夏にぴったりな爽やか曲を披露すると、最後の曲は珍しく希望があると語り、「最後の花火」を歌い上げました。

まさにラストにふさわしく、美しくもすぐに消えてしまう花火を見ているような気分で聴き入ってしまいました…!
しかし、花火は終わっても心はすごく満たされていて、忘れられない初めての斉藤壮馬ライブになったことは間違いありません。

MCでは、「(観客が)声が出せない中、やりたくてもできないこともあった。でも、次にやりたいことを残して、今後もそれを叶えるライブにしていこうという希望がある」と話していました。
大阪公演が中止となり、悔しさの残るツアーでもあったと思います。しかし、だからこそ次を見据えて活動していきたい、という意気込みを感じました!

こんなブログを書くくらいなので、アニソンが1曲もないライブに行ったのが久しぶりでした!
(去年のKing Gnu武道館ですらアニメの曲あった笑)
しかし、物語や特定のキャラクターが入ってこない分、それぞれのの自由な解釈で斉藤壮馬ワールドに浸ることができて最高に贅沢な時間だったのではないかと思います。

追記:Sakuさんはお馴染みでしたが、SACRA MUSICの大好きな曲たちを手掛けられている重永さんもいるとか知らなかった…嬉しい驚きでした笑