ビビッとくる音楽に出会うには?WITHステを観劇して思ったこと
大変だった2020年も残すところ10日ほどとなってしまいました。
アニソンライブ好きのみなさんは元気にやっているだろうか…?と思いつつも夏以降いろいろなイベントがなくなったせいで明らかにやる気がなくなり、ブログが停滞してしまいました。
ライブがあってこそ成り立つブログですので…。
配信のイベントやライブもかなり定着してきたのかなぁ〜と感じつつも、自分はやはり生のステージが好きなので、夏以降は座席数を半分にして開催された舞台の観劇に行くことが何度かありました。
先日は舞台「WITH by IdolTimePripara」を観劇してきました!
大好きな山下誠一郎さんが歌を歌っている!!ということでWITHというユニットが気になっていたので、せっかく舞台をやるなら見に行ってみよう!というぐらいの気軽さで行ってみたのですが、もう完璧にどハマりしてしまいました。
そもそもキャストが声優という時点でなんかすごそうな予感はしていましたが、観劇してみて想像以上にWITHにハマったのと、その過程で思ったことを書いてみました。
後から恥ずかしくて消したくなりそう。
そもそもWITHって?
アニメ「アイドルタイムプリパラ」に登場する夢川ショウゴ(CV:山下誠一郎)、三鷹アサヒ(CV:小林竜之)、高瀬コヨイ(CV:土田玲央)の3人組ユニットで、主人公たちの住むパパラ宿にある男子専用のプリパラ、通称男プリの看板アイドル。
(ちなみにアニメの主人公はショウゴの妹の夢川ゆいちゃんです!ゆめかわ!)
朗読劇でもなく、2.5次元の舞台から推しの声がする感覚はなんとも不思議なものでした!
舞台で「すごい!おもしろい!」となったものの、劇中ユニットである上に主人公ではないので公式からの供給は少なめ…。
舞台が終わった今となっては1枚だけ出ているアルバムが私を生かしています。そして、このアルバムがとても良いんです…!
ALWAYS WITH YOU!!!
2019年10月に発売されたWITHのアルバム。
▼Apple Music
▼Spotify
▼YouTube
インストの1曲目「#IIZE」で高まるワクワク感。avexぽいな〜というシンセ感。
次の2曲目でまずガツンとした曲くるだろうな〜と思っていたら…始まったのは切なげなピアノの旋律、からのささやきセリフ!
「好きにして」
あ、これ好きなやつだ!という感じでビビッときちゃいました!もう一瞬で落ちましたね。
この「最高なものに出会ってしまった!」って感覚、すごく好きなんですよね!
2曲目の「好きにしてI-I-Z-E」は男プリ特有のコール「いいぜ!」が(曲名はもちろん)曲中にも登場して一気にWITHに釘付けになってしまうー曲です。キャラソンならではのセリフも存分に盛り込まれています。
この独特な中毒性…
作詞はプリパラ楽曲はもちろん、ハロプロ楽曲も多数手掛けている児玉雨子さんなことも注目したいポイント!!
すごくイズムを感じる…!!
そして、序盤で3人のキャラもなんとなく掴めるようになっています。
アサヒ、ショウゴ、コヨイと、メンバーが時を表す名前になっているから「ALWAYS WITH YOU!!!」というアルバム名なのかーとか理解して感動しました。マジヤッベェ…
3曲目の「Giraギャラティック・タイトロープ」はアニメにも登場するWITHの代表曲。代表曲というだけあって、イントロもサビもセリフも、初めから終わりまでいいぜ!の一言に尽きる曲です。
もちろん舞台でもメインの曲として使われていて、3人の熱唱がグッときました。でも、その時の「終わって欲しくない!まだまだ聴いていたい!」というちょっと寂しい感情も思い出してしまうので、深い傷を(良い意味で)残してくれた曲ですね。
これ聴いてるとたまらなくWITHに会いたくなります。
サビの「嘘だよ グッときたよ」でちょっと音が下がるところが個人的にはツボでした。
(3曲目聴いた時点で「めっちゃささやくなこのアルバム…」と思ったけど深いことは気にしない。最高なので。)
4曲目の「リフレイン・ザ・シンフォニー」はガラリと変わってメロウな雰囲気が素敵な一曲…という感じでアルバムを語るとキリがないのでこのあたりで一旦終了しますが、このアルバムを聴いて私が一番衝撃的だったこと、それは
「なんでこんなすごい曲に気づけなかったんだ!!」
でした。
舞台観劇後、WITHの供給に飢えた私はすぐにアイドルタイムプリパラを見始め、そのアニメが2017年放送という事実に驚きました。
(WITHたまにしか出てこないけどめちゃくちゃ面白いので普通にハマってます。記事執筆時点では21話視聴済み。)
アニメ放送後も2019年にこのアルバムを出してくれて、今年は舞台をやってくれて…本当にありがとう…危うくこんな素晴らしいコンテンツに出会えないままアニソン界を漂っていくところでした…。こわい…。
アニソン系のフェスでi☆Risは大好きだったのに、プリパラは子供向けだから〜とか思って見てなかった過去の自分が悲しい…
アニグラ出身者のこばたつがいるのに活動追い切れてなかったのも悔しい…
なんで誰も教えてくれなかったのー!?
などという怒涛の後悔の果てに、「ビビッとくるコンテンツに出会うのが難しい時代だな〜」という結論に至りました。うん、時代が悪い。
最後はちょっと真面目な話
コロナ禍で人と会う機会も減ったいま、新しい何かに出会う機会の大半がネットになってしまったように感じます。
一方で、ネットって”自発的に開いた何か”しか目に入らないから、実は新しい出会いにあまり向いてないんじゃ…という気もしています。
SNSでバズるとかって、多分奇跡みたいな何かだよ…
特に最近はTwitterのアカウントを特定のコンテンツ専用に作る人も多いし、毎クールの新作アニメも多すぎて最新情報についていくのに精一杯!ライブの予習はなんとなくやってみるものの、やはり数が多いので良いコンテンツが両手から溢れかえってぽろぽろこぼれていくイメージです。
配信ライブの情報とか多すぎてファンクラブ入ってるアーティストくらいしか追えてないです…タスケテ…
まぁそんなわけで、今期のアニメを追うのすら難しい時代なのに、よく過去の作品に出会えたな〜と急にプラス思考になりました(笑)
だからこれを読んだあなた、おすすめのコンテンツはどんどん人に紹介してください!
誰かにビビッとくる音楽やアニメとの出会いをもたらすかもしれないので!
そして12/20(日)のアニメJAMにWITHが出演するのでぜひ見てください!!!
私も楽しみ!!!