LiVE is Smile Always~Eve&Birth~武道館2days セトリとレポート
4月19日、20日に日本武道館で開催された「LiVE is Smile Always~Eve&Birth~」に参加してきました。
今年も月1回ほどのペースでライブに参加してはいるものの、記事は今年初の更新になります。
好きなジャンルの同人活動をしたり、ブログデザインを新しくしようと準備を進めていたらあっという間に4月になってしまいました…!
さて、LiSA11周年の記念日に合わせたライブは、過去ツアーで延期となっていた会場でのライブを「the Eve」、日本武道館でのライブを「the Birth」として開催されました。
デビュー記念日は20日なのですが、そちらは様々なメディアできちんとしたレポが出ているので、今回は19日の内容を中心に日替わり曲など20日の情報も補足していきたいと思います。
※ライブの感想は個人の記憶と主観によるものです。MCなど一言一句正確ではありませんのでご了承ください。
※()内が20日(2日目)の楽曲です。
往け
ステージの装飾は草木など植物をあしらったものが多く、ボタニカルで大人っぽさが感じられました。オープニング映像では雄大な自然が印象的で今までとは違った始まりに、「どんなライブになるんだろう?」とドキドキが止まりません。
映像が終わってステージの光が消えると、シルエットほどしか見えない明るさの中LiSAが登場します。顔は見えなくても印象的なシルエットと立ち姿、そして”現在のLiSA”を象徴する「往け」のイントロが、会場のボルテージを一気に高めたように感じました。
両側のモニターに歌詞が映し出される中ステージ中央で歌い上げる姿は幻想的でもあり、「ここからまた走っていくんだ」という力強いメッセージも伝わってきます。
駆け抜けるようなメロディに、コーラス”のなたん”の下ハモが気持ちよくハマって一気に高揚感が湧き上がりました。
ROCK-mode’18
このイントロで会場の温度も急上昇!
「もうROCK-mode!?」という会場の新鮮な驚きも1日目ならではです。
1番が終わるとバンドメンバーとLiSAがステージ前方に並び、まだ2曲目なのに、もうクライマックスのような演出と盛り上がりでした!
say my nameの片想い
「まさか(振付)忘れてないよね〜?」と煽るLiSA。
ステージの端から端まで練り歩きながら会場を見渡して楽しんでいる姿に、こちらも笑顔にさせられます。
大きな会場での披露は久しぶりとなる楽曲でしたが、キャッチーなサビや楽しい振り付けが長年愛される名曲が聴けたのは嬉しかった!
晴レ舞台
短いMCでここまできたことへの感謝を述べると、LiSAにとってはもうホームである武道館と、デビュー記念日にぴったりな「晴レ舞台」を披露。
サビでは会場一体となって手を振り、特別なお祝いの1曲を堪能していました。
She(cancellation)
自らギターを演奏し、「She」(2日目はcancellation)を披露。
ポニーテールにドレス姿でギターを演奏しながら重厚なロックサウンドを歌い上げ、まさにロックヒロインと呼ぶにふさわしいカッコ良さです!
練習も大変だと思うので、まさかギター演奏しながら歌う曲が日替わりになるとは!と2日にわたって嬉しい驚きでした。
綺麗事を捨てて思いの丈をぶつけるように歌う姿に圧倒されっぱなし…
EGOiSTiC SHOOTER
この印象的なイントロで、今日会場が1番どよめきました!ライブではかなり久しぶりとなる楽曲!
早いテンポ・ノリの良いメロディーで思わずクラップに力が入ります。
この曲も嫉妬や負の感情を叫ぶように歌う姿に釘付けにされ、このあたりで「今日のライブってもしかしてやばい…?」と察しました(笑)
GL
ライブではお馴染みとなった妖艶なイントロが流れると、ファーがあしらわれたバブリーな衣装のLiSAが登場!
歌詞をそのまま体現するように、大きなステージを練り歩くセクシーで強気な姿が印象的でした。
客席も一体となってジュリ扇を振るような手の動きで、どんどん世界観に飲み込まれていきます!
比較的短い曲ですが、一瞬の無駄なくLiSAというアーティストの信念が詰め込まれていて、ライブの定番になったら嬉しいなぁと思わずにはいられないお気に入り曲です。
DOCTOR
こちらもイントロでどよめきが起こったライブの大大大人気曲!さらに、衣装をもう1段階脱ぐとは予想外でした(笑)
骸骨にまたがる演出再び!という感じで、2019年の横アリ公演で衝撃的だった扇情的なパフォーマンスをまた見ることができました。
明け星
次の曲では雰囲気がガラリと変わって、ダンサーを引き連れた情熱的な歌唱に。
金と黒がゴージャスな花魁風衣装も素敵でした…!
「DOCTOR」まで走り抜けてきたライブパフォーマンスから一気にこの曲の世界観に閉じ込められる、本当にすごい表現力。後から振り返ってようやくそのことに気付けたのですが、聴いている瞬間はもうその世界観のことしか考えられないものです。
一筋のスポットライトの中、和傘の下で歌うラストが切なくて涙を誘いました。
unlasting
雨の音から始まる少し物悲しい雰囲気のイントロが再度場面の転換を想像させます。
歌詞の世界観を感じさせるダンスパフォーマンスは、苦しみながらもどこか一筋の光を見つけるような物語に感じられて胸を打たれました。
ダンサー”ペコ”のパフォーマンスはLADYBUGツアーの「ハウル」のときもとても印象的だったので、今回も彼の全身全霊の表現を見ることができて嬉しかったですね。
Merry Hurry Berry
真っ白でふわふわな衣装がもう、超可愛い!
ダンサーはアメリカンなバーガー店員風衣装に身を包み、ステージは一気に明るくにぎやかになりました。
いちごポーズ(👌)でキメるLiSA+ダンサーが最高にキュートで、なんといっても2日目はここにミニオンたちが参加!いろいろな媒体のトップでこの写真が使われているのでいつでも見返せます!最高か。
ノスケお兄さんの「エクセレ〜〜ント!」がよかったです(笑)
TODAY(終わらない冒険)
「最高のTODAYを更新してる」という言葉は嘘でも誇張でもなく、それを実感させられる充実感と確かな自信がこもる歌声が心地よい時間でした。
この2曲はライブ終盤の締め的なイメージがあったのでジーンとしちゃいますね。。
今回のライブ、MCは少なく曲を詰め込んだ感じでしたが、たぶん言いたいことは音楽の中にあるんだろうなと思って、歌詞をじっくりしっかり噛みしめました。
rapid lady ハレーション
クラップ、ジャンプだけでなく、ペンライトのカラーチェンジで波ができる新しい演出が楽しかった!
バンドメンバーも前に出てきてみんなで楽しむ姿に笑顔をもらえました。
HADASHi NO STEP
今度はバンドメンバーはモニター裏に隠れ、LiSAとダンサーだけのパフォーマンス。サビでは一緒に振付きで楽しむことができます。
優しくて明るい「HADASHi NO STEP」もじっくり聴いてると泣きそうになっちゃうんですよね。。
紅蓮華
歴代ヒット曲をミックスしたような音楽で観客の期待を高めて披露されたのは、自身の代表曲となった「紅蓮華」。
再度衣装が変わり、ステージの雰囲気もガラッと変わります。
この曲はクラップも派手な演出もなく、必死に歌い上げるLiSAの姿に客席も釘付けになるような空気がたまらないんですよね。思わず聴き入ってしまうすごいパワーを持った曲だな…と聴くたびに感動してしまいます。
RUNAWAY/Psychedelic Drive
ジュリ扇を振り回して客席を煽るのが恒例になった「RUNAWAY」は昨年のLADYBUGツアーで披露されたこともあってみんなで手を振る曲になりました。
そして2日目はLiSAのジュリ扇パフォーマンスの発祥となった「Psychedelic Drive」!
こちらもだいぶ久しぶりのライブ披露だったのでうれしい驚きでした。
ADAMAS
太鼓が出てきたらもうこの曲しかない!
最近のライブで一番楽しみにしている人も多いのではないでしょうか?
太鼓と同時にめっちゃ手を突き上げる人と沈む人(ヘドバン勢)に分かれるのも面白いですね。
(毎回「今日の隣の人はどっちかな…」とか思ってしまう)
勢いとパワーが圧倒的で、見ているこちらもここに全ての体力を置いていくかのように手を突き上げてしまいます。
今、一緒に歌えないのが一番もどかしい!!でも心の中では大声で叫んでいました。
LiTTLE DEViL PARADE
声は出せなくても体全体で楽しめちゃうLDP!こんな状況下でも、新しい遊び方を見つけて楽しんじゃう発想に尊敬しかないです。
全てを許して、受け入れて、楽しむ天才のLiSAとLiSAっ子だからこそ、どんどん新しい「楽しい」が生まれていく瞬間ばかりだなぁと感心せずにはいられませんでした。
「LiTTLE DEViL PARADE」のライブもアルバムも、たくさんの「楽しい」が詰まっていたのですが、芯はブレずにどんどんアップデートされていくのがなんだか嬉しくて、この日たまたま「LiTTLE DEViL PARADE」と印字された星形ペンライトを振っていたこともあり少し泣きそうになっていました。
Rally Go Round
ラストスパートはとにかく精一杯楽しんじゃえ!という感じで、ダンサーも再び登場して全員で遊ぶぞ!!と言わんばかりの「Rally Go Round」です。
手が赤くなるのもお構いなしに叩いてしまうほどこの瞬間を精一杯楽しみました。
Catch the Moment
こちらも久々に披露となった楽曲!
「忘れたい瞬間や、忘れたくない瞬間がたくさんあった。全部全部音楽にしてきた」という言葉が2日間とも印象的でした。
時に涙を浮かべながら歌い上げた姿が目に焼き付いています。
NEW ME
ラストを飾るのは、11周年の記念日にふさわしい新たな決意を感じる新曲でした。
昨年からずっと、「暗い中を走っていたら、いつの間にか朝になっていた。夜明けは絶対に来る」というメッセージを伝え続けてくれたLiSA。
そのメッセージを形にしたような歌は、前向きな希望があふれる応援歌でした。
闇の中にいるということは、光を見つけられるということ。光をつかめるチャンスがあるということだ、という力強い応援に、ライブが終わってしまう寂しさも忘れてしまうほどでした。
さいごに
2日目の途中のMCで、「最初のこと覚えてる??」と興奮気味に語りかけるLiSAの言葉に「え、、最初って…」と考えてしまったのは私だけではないはず。
もう目の前の1曲1曲に夢中すぎて、最初のことなんて覚えてないよ!というくらい駆け抜けましたね!!
どれ1つとして同じ演出がなかったことに終わってからやっと気づいて「あぁ、なんかすごいものを見たな」と思いました。
何度も繰り返したいくらい幸せなライブをありがとう、という感謝でいっぱいの素晴らしいライブでした。
デビュー11周年、おめでとう!